革新的な美粒の高圧乳化分散、グラフェン、カーボンナノチューブ、セルロースナノファイバー、挙動は同じです。

驚愕のBERYU CHIBI実験結果

驚愕のBERYU CHIBI実験結果

処方
界面活性剤(TEEN80)0.5%
大豆油          2.5%
水 Balance
(撹拌機レベルでは、比較的乳化しにくり処方)
実験スケール200g。

BERYU CHIBI 20分、外部循環と美粒製泡レスミキサー
5000RPM 20分をかけて、粒子径を測定する。

画像の説明
泡を巻き込まない、高速ミキサーとしては、今でも、最上位機種だと私は考えている。5000RPM.実験スケール200g、写真からも泡を巻き込んでいる様子はない。

画像の説明
BERYU CHIBIは、このような状態で、20分間、エアー圧0.6Mpaで運転(製品圧力=0.6Mpa)

20分後の状態である。
画像の説明
左側がBERYU CHIBIである。乳白色で、乳化しているのがわかる。
右側が、ミキサーである。乳化しきれていない。

ミキサー&CHIBI20MIN_ページ_1

緑色が、BERYU CHIBI,赤色がミキサーである。

このデーターが、衝撃的なので、もう一度、再現実験を行う。
20分、30分、40分と循環させてみた。

CHIBI15203040_ページ_1

フレグランスジャーナル10月号に、おもしろいデータがのるはずだったが、装置の詳細情報を載せてほしいとの要望があり、期日に間に合わなくなってしまった。11月号か12月号に掲載予定である。そのため、ここに、載せることはできないが、革命的なスケールアッププロセスで、書いたように、粒子径を支配するのは、圧力、径、活性剤と油との比率で、決定する。乳化データから、CHIBIの最終粒子径の収束点は、おおむね、予想はできた。だいたい、合致していた。

この結果から、高速ミキサーは、内圧をかけないかぎり、乳化の場合、物理的な力を処理液にかけているとはいえない。界面活性剤の力だけで、乳化しているといってもいい。いままで、乳化しているようにみえるのは、空気をとりこんで、それをエアゾールとして、ミセル化しているということ。泡レスミキサーは、写真でみるように、空気を取り込んでいない。だから、泡だっていない。この高速ミキサーの物理的な力は、0.6Mpa以下の力でしかない。

インラインミキサーや高速ミキサーを、乳化で使用しているならば、このシステムで置き換えることができる。はるかに、効率よく乳化、分散ができるはずである。

力のピーク

下記の粒度分布をご覧になってください。同一処方における粒度分布である。水色が、高速ミキサー5000rpmのある意味、収束点、青が、BERYU CHIBIの0.6Mpaの収束点である。青は、BERYU CHIBIでできたものを、BERYU MINI、25Mpa 1パス処理したもの、水色が、BERYU CHIBIでできたものを75Mpa 1パス処理したものである。それぞれのピークが、それぞれの力でのピークになる。BERYU MINIでは、1パスだが、複数パスをかければ、CV値が小さく、シャープになっていく。

力のピーク6_ページ_1

powered by Quick Homepage Maker 4.91
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional