革新的な美粒の高圧乳化分散、グラフェン、カーボンナノチューブ、セルロースナノファイバー、挙動は同じです。

美粒実験ノートⅡ(第三の乳化)

美粒実験ノートⅡ(第三の乳化)

美粒実験ノートⅡ                 2016年7月4日
                            ㈱美粒 中野満
目的:美粒システムの特徴の乳化と剥離を具現化したスメクタイト(層状化合物)を利用した乳化。
処方1:大豆油 5%
   TWEEN 80 1%
   精製水     Balance.
処方2:大豆油 5%
   スメクトンSA(クニミネ工業製)1%
   精製水     Balance.

乳化温度:常温、実験スケール:200g
粗乳化処理、美粒製泡レスミキサー
粒子径測定、マイクロトラックMT3300EXⅡ
精密乳化、美粒システム 圧力 100Mpa (2パス)

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赤がTWEENで、緑がスメクトンSAである。
画像の説明

左側の奥がTWEEN(合成の界面活性剤)であり、右がスメクトンSAである。

また、弊社は、昔、スメクトンSAをつかった活性剤フリーの化粧品クリーム(メモリアアクエ、水の記憶)を生産、販売していた。その処方をすこし改良して、美粒システムを用いて、100Mpa(1パス)でつくった。手前の容器がそれである。ステアリン酸、ステアリルアルコールの量で、粘性変化を可変した。スメクトンSAの比率は0.8%、キサンタンガム0.2%、水は65%前後である。あとは、有効成分である。これ自身でも、高級クリームとして売れる官能性はある。処方は、今後、オープンソースにするつもりだから、化粧品製造許可を持っているところは、美粒システムがあれば、だれでも販売できる。装置は廉価であるし、活性剤フリーとして、アピールできる。非常に単分散な安定なものである。(美粒は、再度、化粧品製造を行うつもりはない。

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層状化合物が、剥離して、カードハウス構造を形成し、同時に、油滴が、美粒システムによって、微細化される。剥離と乳化が同時に制御できる。だから、
合成の界面活性剤を使うことなく、ミセル構造をつくることなく、層状化合物を剥離することによって、簡単に第三の乳化をつくることができる。水と大豆油とスメクトンSAだけでも、そこまで乳化ができる。美粒システムの組み合わせ次第では、もっと、低い圧力で、乳化ができる。

それが、できるのは、もちろん、美流という条件だからである。メモリアアクエ(水の記憶)は、NANO3000という、旧式のシステムをつかった。非常に制約条件があった。しかし、美粒システムには、その制約はない。なぜなら美粒システムは、制御できるパラメータが、多いからである。なぜなら、構造やシステムが違うからである。だから、別な特許が、美粒システムには、下りているのである。

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